場所を変えて働くことについて
看護師さんのアルバイトは、非常勤と呼ばれますが、派遣もあります。ドクターのように土日だけというのは仕事が多いだけに厳しくて考えにくいですが、一定期間離島で働く看護師さんは多いそうです。
また、都会でスキルを積んだ看護師さんが鹿児島のふるさとで活躍するというのもhttp://www.xn--d5qv7zp0a087d4uwikz.com/で読みました。
Uターンですよね。
鹿児島は仕事の領域が広そうなので、地元に帰ってあたらしい分野に挑戦することもできそうです。
医師のアルバイトは国により定められた初期研修医期間の間は研修に集中しなければいけないため、一切のアルバイトは禁止されていますが、後期研修医期間である3年目から7・8年目になるとアルバイトは許されるので、アルバイトをいれた年間収入は800万から1200万円にまでなるそうです。
また大学病院の勤務医の場合、大学からの給与が一般病院に比べて低いのでアルバイトをするケースがたくさんあり総収入にして800万円から1300万円くらいだそうです。これには理由があり、現場で経験をさせる、勉強をさせる意味合いもあるようで容認しているところがほとんど、勤務が休みの日にはアルバイトを入れることもたくさんあり、休みがなくなることも多いが生活していけない場合が多いので仕方がないとか。
仕事は外来の勤務がほとんど。医者が不足している病院が募集をしているところや専門性のある医者を募集している場合もまれにあるそうです。離島の病院・土日の交代など穴埋めにバイト医で補うことが多いとか。ちなみにもらえるお金は、診療科目や経験年数により違いますが、休日に勤務すると一日でかなりの額の報酬をもらえる時もあるそうです。
さらにあるケースは当直のアルバイトです。自分の病院の勤務を終え、そのまま他の病院の勤務医の不在を埋めることもあり、常勤の医者が少ない場合その人数だけで診療を賄うことは不可能で、医師が足りない場合をアルバイトの医者で埋めています。
仕事は時間外診療できた患者さんの診察をしたり、救急車で運ばれてくる患者さんに対応したり入院中の患者さんの様子を見まわったりします。時には夜1人で勤務する場合も多く、時間外で診療にきた患者さんを診るのに、内科とか外科とか言っていられない時もたくさんあるとか。
病院により昼間の診療と同じくらい忙しい時と平和で何事も起こらず朝が来ることもあるそうです。特に時間外診療が多い救急病院などでは、一晩で交通事故に脳梗塞や他の緊急を要する病気で担ぎ込まれるケースもあり、夜を徹して診療にあたるそうです。
そして次の日は通常通り自分の病院の勤務、そういう日々が続くこともあり収入があるのはよいが、疲労もたまるようです。
医師達のこうした話しを聞いていると、タフで健康で心臓も強く一旦医師と名の付く職業に就いたからには「やるぞ!」という気持ちが凄いと思いますし、こういうお医者さんばかりではないでしょうが、懸命に命と闘っている姿には頭が下がる思いがします。